GLAUBELLCOFFEE/グラウベルコーヒーの日記です。
最新コーヒー情報、コーヒーの楽しみ方を伝えたいです。
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小説「ラモーの甥」の舞台のパリのカフェ
 ちょっとした習い事で一緒になるフランス人の女性がいます。
彼女は30年以上日本に住み、大学でフランス語を教えています。

なにげない会話を(日本語ですよ)いつも交わしますが、きょうは
「ディドロの小説「ラモーの甥」がいまパリで芝居になっているので、
観たらよいわよ!」と言われました。対話形式でなかなか面白い
とのことでした。

フランスではディドロを知らない人はなく、そしてこの小説は
パリ最古のカフェが舞台になっているんだから、と教えてくれました。
(私はディドロのことは知りませんでした)

最古のカフェといえば1686に開店したカフェ・プロコープ。
それが小説の舞台だ、と教えてくれました。
私がコーヒーの仕事をしているので、コーヒーとかカフェに関わる
話題をあえて提供してくれたのでしょう。有難いことです。

ちょうど読んでいたフランス語のテキストの今月の応用編に、この
小説が取り上げられていました。テキストだからほんの一部ですが。

その一節を読むと、どうやら舞台になっているのはプロコープではなく
プロコープに2年遅れ1688年に開業した、カフェ・ド・ラ・レジャンス
のようです。先生多分違います!(笑)

中古でしかもう買えませんが、岩波文庫版の「ラモーの甥」をネットで
買いました。届いたら調べてみます。

ドニ・ディドロ Denis Diderot(1713-1784)



『ラモーの甥』の挿絵



現在のカフェ・プロコープ
今はカフェというよりレストランという感じとのこと。
アイスクリームやオニオングラタンスープも美味とか。

Le Procope
13 rue de l'ancienne comedie 75006, Paris
Metro:サン=ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain des Pres)、オデオン(Odeon)

フランスのこと - -
港町が舞台のフランス映画

最近観た2本のフランス映画の舞台は、たまたまいずれも港町。
アキ・カウリスマキの『ル・アーブルの靴磨き』(2011)は
ル・アーブル/ LE HAVRE、
アヌーク・エーメ主演のジャック・ドゥミの『ローラ』(1960)は
ナント/NANTES。

海が近くにある街はのどかな感じなのにどこか切なくて
共に映像がうつくしい、心に残る作品でした。

やはり両作品ともカフェでコーヒーというシーンがさりげなくあり、
いい感じでした。

「ルアーブル〜」では主人公マルセルがカレーに行った時の
朝のカフェで立ち飲みでぐいっと飲みほすエスプレッソ。

「ローラ」では踊り子のローラを好きになるローランが、
いきつけのカフェで急いで飲むための「ぬるめのコーヒー」。






フランスのこと - -
バラ色の街、トゥールーズ
 トゥールーズ(Toulouse)は南仏に位置し、地中海、大西洋、そしてスペインに
隣接する都市ですが、今までまったく知らない街でした。

4月から観ている「テレビでフランス語」はパリ、マルセイユ、トゥールーズの3都市の
路地を、地元の案内人と一緒に街歩きしながら、フランス人の素顔や文化に触れ
街の景色もたっぷりと味わい、基本のフレーズを学ぶという構成です。

観ているうちに、とりわけトゥールーズが気になる街になりました。
街の中央を流れるガロンヌ川の東側には、粘土質の赤レンガ造りの建物が並び、
夕陽に輝くその美しさから「バラ色の街」と呼ばれ親しまれてきました。
大学が3つもあり、学生が集まっています。

ミディ運河などの世界遺産もあり、歴史ある建物や風景の一方で、世界有数の
航空や航空宇宙産業が集まるダイナミックで現代的な側面もあるようです。
サンテクジュペリがここの出身です。

すみれの砂糖漬けやカスレはこの地方の名物、郷土料理も魅力的です。

オック語という固有の言語も残るオクシタニア(Occitània/南仏を中心とした一帯
のうちオック語が話される地域の名称)という地域第二の都市というのも興味深く
もあります。

トゥールーズからは“フランスの最も美しい村々”やカルカッソン、
ルルドの泉で有名なルルドも近くにあるなど、周囲も満喫できそうです。
トゥールーズのあるミディピレネー地方はドルドーニュ渓谷など自然遺産も
沢山残る魅力的な地域ですね。

どういうわけか、フランスの気になる街はスペインと隣り合わせのところが多い
のです。

フレンチ・バスクのバイヨンヌ、そしてこのトゥールーズ。
果たしていつか行くことができるでしょうか。

フランスのこと - -
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