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GLAUBELLCOFFEE/グラウベルコーヒーの日記です。
最新コーヒー情報、コーヒーの楽しみ方を伝えたいです。 |
2015.11.28(土)13:30〜15:30
「日本在来のお茶は、おいしいくすり」
講師 藤原ゆきえさん
at COBO Lab.
参加お申込みは、
labo@cobo-net.comまでお願いします。
今年の6月に開催された反響の講座「発酵でつながる、珈琲と粉菓子」で
講師を務めて下さった「グラウベル」狩野知代さん。
長年、仕事や活動をプロデュースして下さっている
ライター・編集者の藤原ゆきえさんが、今回の主役です。
長年、勉強されたお茶についての講座を
お願いすることになりましたが・・・
ペットボトルで売られるお茶。飲食店では無料のお茶・・・
今、お茶の価値を知らない人が(自分たちを含め)多いのでは、
と気付きました。
10月某日、COBO Lab.にて。
藤原ゆきえさんは、先ずはウエダ家に向けて
講座をひらいてくださいました。
「おばあちゃん子で、膝に乗りながら
お茶を飲むことが好きだった」
原体験がベースにある、と仰います。
自然栽培のお茶が、淹れる温度によって
昆布出汁のようなうまみ、あまみを感じたり、
苦味がミックスされたり。
「お茶を飲む」とは、
日本風土の植物のエキスを体にとり入れること。
ツバキ科のチャの樹から採れる、日本のお茶。
植物は自ら動けない。
他の動物に、食べられてはいけない。
だから、自分の身に毒性を身につける。
カテキンなどポリフェノールです。
強い抗菌作用。最初に口にした人は
命に係わるダメージを受け、
それでも、食すことで、人は毒を克服し、くすりとしてきた。
お茶と人にはそんな関係性がある、といいます。
現在のお茶は、ほとんどが挿し木の「やぶきた茶」。
病害虫に強く、量産に向き、同じ味が出るように改良されています。
けれど、もともと、その土地に自生した在来のお茶は
生まれる実によって、ひとつひとつ、味が異なります。
「在来のお茶は、根がすごい!」と、
目を輝かせる藤原さん。その情熱は
国内や中国の茶園、岸壁に登って
自然栽培のお茶に会ってくるほど。
日本風土の、
土壌中や岩のミネラルや成分を、根がつかみ、吸い上げて、
茎や葉にめぐらせる。それを、いただくのがお茶。
講座の当日には、様々な自然栽培の煎茶、
淹れ方による違い のほか、
「腸内フローラに良い」「糖尿病に効く」とメディアを
賑わしている、日本古来のお茶「阿波番茶」も登場!
摘んでゆでた後、樽に入れて重石をし、乳酸発酵させるお茶です。
いつの間にか、時間が経っていました。
集中力は高まるのに、非常にリラックスしている状態。
「呼吸が楽になっている」ことに気付いたスタッフも。
カタチでないもの、目に見えないものを大切にする世界は、
COBOと良く似て、日本人的な文化かもしれません。
現在、ウエダ家は頭を悩ませています。
自然発酵のお茶菓子。
よけいなものは一切、要らない世界です。
ゲストとなる参加者を募集します。
「日本在来のお茶は、おいしいくすり」
日程
2015年11月28日(土)13:30〜15:30
プログラム(予定)
・「お茶」ってなんですか。
・自然栽培の煎茶を「氷出し」「50〜60℃」「95〜96℃」
・農作業を支える「ばんばら茶」高知県 山の在来品種
・腸内フローラを改善する!乳酸発酵茶「阿波番茶」
・自然栽培の釜炒りの山茶をすすり茶で
・「ハーブスマンズ」福山さんのミント×樹齢100年!在来秋番茶
・ドライフルーツ羊羹、COBOウエダ家による発酵菓子
茶器提供:藤原ゆきえさん
◼︎藤原ゆきえさん プロフィール
ライター・編集者。主に日本の食文化、ライフスタイルなど。
雑誌「トランヴェール」「サライ」などの特集記事の取材・執筆。
著書 『家事する男は美しい』。
共著 『ニッポン東京スローフード宣言』
『休みの日には、コーヒーを淹れよう。』
『コーヒータイムブック』『ショコラの時間』など。
日本のお茶とお茶をとりまく文化に興味を持ち、
日本茶アドバイザーの資格を取得。
定員 8名
料金 5,500円(税込)
お申込み
labo@cobo-net.com
ハヤシアツコ(COBOウエダ家)
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