新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
2014年も皆さんにおいしいコーヒーをお届けできるように
努めていきたいと思います。
年始は6日(月)から焙煎及び発送致します。
(卸は4日から、定期便は5日より発送します)
(TELESCOPE in Paris)
「コーヒーの神様が降りてくる」
新年なので、上記をテーマにちょっとしたエピソードを。
時々あるんです。あとで振り返ると、そうとしか思えない
ようなことが。
去年の忘れもしない12月16日。この日が私の大坊珈琲店
にいった最後の日でした。(大坊珈琲店は2013年12月23日を
もって38年の営業にピリオドを打った南青山の喫茶店)
友人に誘ってもらって、3人で。この頃はもう大変な混み
ようだったので、3人の私たちは奥のテーブルが空いていれば
そこに座ろうと決めていました。しかし本心を言えば、やはり
カウンターに座りたかった。でも混んでいたらそれは無理
なので、覚悟を決めていきました。しかし階下で待ち合わせた
時に、先に来ていた友人が「いま知人とばったり会って、なんだか
いますいているみたいです」と言いました。半信半疑で階段を
のぼると、なんと私が狙っていた一番奥の角の席がちゃんと3席
あいていたのでした。「(うわ、あいている)」と声に出さず
叫びました。実はその位置に座ったのは最初で最後となりました。
このときに「コーヒーの神様の計らいだ。。」と確信しました。
ここは大坊さんの一挙一動が真横から見られる、たまらない席です。
かつてコーヒーの本を作った3人が揃って過ごした時間。
いろいろな意味で忘れられない時間です。
パリでも「コーヒーの神様が」と思うような瞬間がありました。
それはまた別のときに。