GLAUBELLCOFFEE/グラウベルコーヒーの日記です。
最新コーヒー情報、コーヒーの楽しみ方を伝えたいです。
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いつも一声
 2002年にお店を始めた時から、道端で会えば、今でも
いつもこんな声をかけてくれる商い&人生の先輩がいます。
「お商売、うまくいっている?儲かっている?」と必ず訊ねて
きます。

「はい、なんとか!」というと、「あら、がんばっているわね!」
「もっとがんばらなくちゃね」とはっぱをかけてくれるのです。

この先輩とは下北沢でとても繁盛している飲み屋をやっている
「ママ」です。
いつも背筋が伸び、夕方になると着物をびしっと決めて歩いて
います。ちょっとデヴィ夫人に似たオーラがあるかもです。
アイメイクなくとも目ぢからがあります。

このママは私が下北沢で時間貸しのカフェをやっていた時、
時々ふらりと現れてはたくさんお金を落としていってくれて
いました。またようやく西口に店舗を借りて営業を始めた時
には、実はお客さん第一号りで来てくれ感動しました。

商売をしている身近な人を応援しようという気持ちだったと
思いますが、店舗を構えなくなった今でも、同じように一声
かけてくれる親分肌のきっぷのいいママです。

厳しい人だけれど、こんなママのいる下北沢が好きです。
いつかまたお店をやることになったら、下北沢以外には
考えられないです。
なんでもないこと - -
コロンビアの新豆
 しばらく販売していなかったコロンビア アンデスコンドルを販売再開
です。

去年、一昨年に比べるとおいしくなっています!
甘みのあるよい酸がありますが、酸味がちょっと苦手という方には
あえてお勧めしません。

私自身は毎日何回でも飲みたくなるバランスのよいコーヒーです。
コーヒー - -
雑誌『ecocolo』に掲載
9月20日に発売された雑誌『ecocolo』(エココロ)の118〜119pに
女優の市川実日子さんの連載「珈琲時間」(全6回)があり、今号が
その4回目。

グラウベルまで来てくださり、市川さんが体験されたコーヒーの
手焙煎のことが今回の内容です。

書店でお手にとってぜひ読んで頂けたらと思います。

 

なんでも市川さんは焙煎に興味を持ち、小型の手焙煎機、「煎り上手」
をネットでみつけ、その流れでグラウベルまで行き当たったそうです。
お知り合いに手焙煎する方がいらっしゃるそうですが、市川さんの
コーヒーへの探究心や知識はものすごかったです。

どんな生豆だとシルバースキンがたくさん出るとか、普通の人が
あまり関心を持ちそうにないことを色々ご存知で、相当マニアック
だなとビックリしました。凝り性なんですね。

焙煎体験の途中、生豆の匂いがいろいろと変化していくのですが
あるポイントを「ホットケーキがやける匂いがする!」と表現して
いたのが新鮮でした。

家ではネルもよく使っているそうで抽出についても、いろいろと
ツボを抑えていらっしゃったのが印象的でした。

とても楽しい取材時間でした。(「くいたん」ではじめてみました、とは
なんとなくいえませんでした)
市川さんは、とーっても自然体で、素敵でした。ほんわかやさしい
のんびりとした口調なのに、内容は的を射ていました。

最近の映画では「マザーウォーター」のお豆腐屋さんの役もよかった
ですね。今出演中のドラマ「黒の女教師」をときたまみていますが、
きれいです。ファンの多い「すいか」を今度レンタルして観たいです。
コーヒー - -
Happiece Coffee (釜石)
4年前、広尾でコーヒーのイベントをした時に来て下さって以来
グラウベルとご縁のある岩鼻伸介さんが11月に本格的に
キッチンカーを使った移動式カフェを開始されます。

岩手県釜石市出身の岩鼻さんは東京で働きながらいつかコーヒー
スタンドをやりたいとコーヒーの勉強をされていました。

そこに去年の東北大震災が起きました。
岩鼻さんの釜石の実家は全壊しました。震災直後から岩鼻さんは
東京と岩手を行き来しながら、瓦礫の片付けなど復興支援のボラン
ティアをしながら過ごしてきました。

たまたま釜石市からキッチンカーでカフェをやる人の募集があり
ましたが、当初は関東でコーヒースタンドをと思っていた岩鼻さん
は、故郷の復興のため迷いなく応募して、決まり、カフェとして
やっていく決意をしました。




私の従姉の会社や工場も釜石の海岸線にあって、すべて流され
ました。震災後、確か岩鼻さんの実家は釜石だったことを思い出し
メールしてご実家の被災を知りました。従姉のところと岩鼻さんの
実家は車で数十分の距離でした。

このキッチンカーを釜石市に寄贈したのは私がかつて勤めていた
会社だったこともあり、岩鼻さんとはご縁があるのだなと互いに
話していました。

ほんとうに東北人らしい誠実で、それでいてユーモアのある岩鼻さん
が作るコーヒーは、岩手、三陸部の人たちの復興への希望につながる
のではないかと思っています。




 Happiece Coffee(ハピスコーヒー
岩手県釜石を中心に、三陸海岸一帯で展開する移動式
コミュニティカフェ
コーヒー - -
コーヒーと向き合う人
 9月11日(火)に豆乃木代表の杉山世子さんをグラウベルに招き
お話を聞く会をしました。定員10名のところ12名集まり、キャンセル
待ちもでたほどでした。グラウベルとして初の試みでした。

想像以上に関心を持ってくださる方が多かったようです。

私が聞き手だったので、写真はないのが残念です。

杉山さんが、アフリカに赴き、一村一品運動をやっていたのが
どうして一転して、慶応SFCのAO入試を経て、FTPの活動に関わり
メキシコ マヤビニック生産組合のコーヒーに関わることになったのか
しっかりと聞かせて頂きました。

杉山さんの魅力に、お人柄に、まっすぐだけれども皆を引き込む
話術にどんどん引き込まれていきました。

何かのご縁でメキシコの、しかもフェアトレードコーヒーというものに
出合ってしまい、試行錯誤しながら店舗も持たずに販売し、活動を
広げていくというのは、たやすいことではないと思いますが、持ち前の
明るさと丁寧な行動力で、その辺りのことは、なんとかクリアしていく
ことと思います。

私も縁あってこのメキシココーヒーと関わってかれこれ7年位です。
フェアトレードだからというのが大きな理由ではなく、よいコーヒーで
尚且つ生産者の方々との交流もしてきているので、何とかこのコーヒー
と飲む方がつながるよう考え、焙煎してきました。

今後このマヤビニックのコーヒーがどういうことになっていくか
は世の中と一緒でわかりません。でもこのコーヒーがおいしくて
日本に輸入される限りは、できるだけ取り扱って行きたいと思って
います。

参加下さった皆さんには、このメキシココーヒーを3つの焙煎をして
3通りの抽出方法で味わって頂きました。一番好評だったのは、
シティローストをフレンチプレスで抽出したものでした。

この日は抽出サポートを3人の方にお願いしました。

11月より被災した釜石で、キッチンカーを使いコーヒーを本格的に
提供するHappiece Coffeeの岩鼻さん、喫茶店でいつもコーヒー
を淹れている抽出のプロの方、フードコーディネーター兼テーブル
コーディネーターの方と計3名に図々しくもお願いしました。
プロの完璧な仕事ぶりに深く感謝いたします。
コーヒーイベント - -
『紫陽花とバタークリーム』

7年前にオープンした時から行っている大好きなカフェ・マメヒコ。
今は業務が忙しくなり、なかなか足繁く通うことはできないのですが
三軒茶屋のお店は今の上原店長とは長いお付き合いになっています。
その前やそれ以上前の店長&スタッフの方々とも仲良くさせて頂いて
います。

渋谷のマメヒコ飯店も素敵なお店です。滝口さんの作るご飯は心から
おいしく、いつも楽しい時間を過ごしています。


オーナーの井川啓央さんが演出・脚本・プロデューサー・編集を
手掛けた初めての映画の試写会に今晩行かせて頂きました。

マメヒコピクチャーズ第一弾『紫陽花とバタークリーム』。

72分の上映時間、明日15日(土)、以降は毎日曜日、渋谷の
「マメヒコ飯店」で6回上映予定です。 >>>詳しくはこちら

マメヒコを舞台にお客さんとスタッフとの人間模様を描いた温かな
作品です。

日々のカフェで営まれる時間が結構リアルに描かれていて、
マメヒコファンなら共感できるシーンとセリフが満載です。

スタッフとお客さんの間にはいろんな人間模様が展開されている
のですね。カフェという場と人々のつながりの堆積がお店の雰囲気
を作っているのかもしれません。

7年間通っている店が舞台になっていて、ほんとに自然なやりとりな
ものだから最後の方は、感極まってしまいました。井川さんありがとう、
みんなを楽しませてくれてと伝えたくなりました。
井川さんってやっぱり面白い人です。

 カフェのオーナー役を田口トモロヲさんが演じていて、とても好い味が
出ています。
撮影に入る前に役者さんたちが、実際にマメヒコのスタッフとして働いた
というだけあって、いつものマメヒコな自然な動きです。いつもマメヒコに
行っている人なら、「あ、そうそう!いつもこんな感じ!」と感じることでしょう。

マメヒコファンはもとより、カフェなどのひとが集まる場所が好きな人だったら
いろんな感情がわきおこってくると思います。良い映画でした。

上映後に頂いた、紫陽花バタークリームケーキとコーヒーがおいしかったこと。
上質のバターを使ったおいしいラズベリーの紫陽花色したケーキでした。



 
movie - -
カフェインレスコーヒーがひそかに人気

  グラウベルでひそかに人気があるのはカフェンレス(カフェインを
99%以上除去したもの)のコーヒーです。デカフェともいいます。

特に妊婦の方や授乳中の方が買って下さっていましたが、
自律神経のバランスを崩したりして大好きなコーヒーを控えて
いる方も私の周りいらしたり、コーヒーが大好きだけど、夜中に
飲むと眠れなくなるけど、どうしても作業中の夜中に飲みたく
なるというミュージシャンの方がいらしたりとデカフェコーヒーの
需要は案外多いのです。

グラウベルで扱っている中でこのコーヒーだけは無農薬栽培では
ないのですが(今まで探した中では無農薬栽培されたものを、
みつけることができずにいます)カフェインの除去方法と味のよい
ものを選んで、このデカフェをお勧めしています。

日本で販売されているデカフェのカフェインの除去方法には2つ
あり、水で取り除く方法と二酸化炭素で取り除く方法のいずれか
ということです。

こちらで使っている生豆は液体二酸化炭素でカフェインを取り除いた
ものです。

 →デカフェ・ブラジル(カフェインレスコーヒー)

【液体二酸化炭素抽出でカフェインレスを作る工程】
生豆を磨いてからカフェインレス処理を開始。水分を含ませ約2倍に
膨張させた生豆を、液体二酸化炭素につけてカフェインを溶かし出す
(温度22〜25℃、気圧70〜75気圧)。

デカフェされた生豆は、低圧に保たれた真空ポンプによって水分を
吸い込まれ、最終的にドライヤーで約10%の水分値を目安に乾燥
され、カフェイン残留率0.1%以下のカフェインレス生豆が完成します。

コーヒー - -
つづけていること
9月でNHKラジオ「まいにちフランス語」を聞き続け6ヶ月目になりました。
(基礎編のみ集中しています。応用編は聞き流すのみ)

大人になってから、3日坊主が当たり前だった語学。こんなに続いたのは
自分的に快挙。毎朝決まった時間に15分ラジオに聞き入る。復習もする。

語学はモチベーションなしには続けられないものですね。

きっかけは、昨夏、フランスに行った時、家族が住むParisのマンションの
管理人さんに話しかけられても何ひとつ答えられず、とても残念だったから
です。その女性は英語も話せないというので、互いにニコニコするだけの
不完全燃焼感いっぱいのコミュニケーション。これを少しでも解消するのが
次回のささやかな目標です。

あまり好きじゃなかったフランス語、今では楽しくて仕方ないです。

ただ問題は、10代、20代の頃のスポンジのような吸収力は皆無で、
思ったようには身についていません。大問題ですね!

フランス語をしゃべることができる家族に簡単な質問を投げかけられても
???となってしまいます。

なのでこれからの半年は「返しができる」を目指します。


なんでもないこと - -
ドーナツドリッパーの体験
 

来週13日にドーナツドリッパーの体験を追加しました。
ドーナツドリッパーの使い方や味の表現性の特長ご興味のある
方はどうぞご参加下さい。

※この体験では、深煎りでドーナツドリッパーで抽出、をやります。
コーヒー講座 - -
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