GLAUBELLCOFFEE/グラウベルコーヒーの日記です。
最新コーヒー情報、コーヒーの楽しみ方を伝えたいです。
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もうすぐ4月です

 グラウベルのお客様や豆を使って頂いているお店から、普段より頻繁に、
あるいはいつもより量も多めにご注文頂いていることから、暖かくなって
きて、皆さんカフェや喫茶やおうちでコーヒーをたくさん楽しんで下さって
いるのだなぁと想像しています。

東京は暖かくなってきました。札幌はまだまだ冬の装いでしたが、昨日
今日は日中は少し暖かくなったと聞きましたので、もうすぐですね。

お花見や、ちょっとした集まりで野外でコーヒーを愉しもうと考えている
お客様が、ここのところ少し増えています。メールを拝見しながら、楽し
そうだな〜と、一人顔をほころばせています。

皆さんも、抽出する簡単な道具をあつらえて、外でコーヒーを淹れてみる
のもいいのかもしれないですね。

必要最低限の道具は・・・・

  ・豆(挽いたものもOKだと思います)
  ・手挽きのコーヒーミル
  ・ドリッパー (陶器以外がいいと思います。
   バネットやモンベルのフィルターがあれば尚よいですね)
  または
  ・フレンチプレス(トラベル用のガラスじゃないもの)
  ・アウトドア用のカップ(ステンレスやホウロウ)
  ・100度に沸騰した湯をいれる保温性高い水筒

  もちろん湯を沸かしても。その時は小さなやかんも。
  私の愛用アウトドア専用のバーナーはこれです。
         →iwatani カセットガスジュニアバーナー 

  これだと火力が上部へ強いので風であまりぶれないので
  手焙煎にもむいています。

  普通のカセットコンロで野外で焙煎すると風で火が流れてしまい
  うまく焙煎できないことが多いす。家庭用のカセットコンロで焙煎
  する時は囲いをすることをお勧めします) 

いつもは豆から挽いていても、外では挽いた粉をもって行くという方も
多いかもしれませんが、ポーレックスのミルでひと手間かけて、挽き
たてを淹れるのがやはりおいしいですね。

写真はポーレックスミル ミニ(税込3,150円)の方です。一度に20g
まで挽けます。
ポーレックスミルは価格は同じで、30gまで挽けます。   
 


お知らせ - -
通常に戻りました
 



またどうぞよろしくお願い致します。

札幌に行きました。写真は実家の近所の森彦です。
コーヒーはエチオピア?メニューでは浅モカ。

近くまで行ったので寿珈琲にも着いた日の閉店間際に
いって飲みました。ネルドリップで飲んだ浅めの煎りの
ブレンド、おいしかったですねー。すぐ近くに丸美珈琲
があります。

実はあまりコーヒー屋さんは行けませんでしたが
D×Mは友人の車で行けました。どんなドーナツと
コーヒーなのか興味がありました。

自家焙煎店がいろんなところにあって、札幌はコーヒー
密度がほんとうに高い所だなと改めて実感しました。
お知らせ - -
お休みのお知らせ
 ウェブサイトTOPやネットショッピングの方ではお知らせ済み
ですが、明日24日〜28日迄発送お休み致します。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

ご注文は受け付けております。29日から順次発送予定です。
どうぞよろしくお願い致します。

 ※28日までブログTOPにおいておきます。
  下にブログの最新ページがあります。
お知らせ - -
春のブレンドづくり
ブレンドを依頼されました。

こんな明確なイメージがたたき台となります。

深煎りがベースで、ドーナツドリッパーで抽出する
・しっかりとコクがあり、後味がスッとたなびく感じ
・春やお花のイメージ

以前、この方にお作りしていたブレンドは、深煎りのメキシコが
ベースで、中深煎のタンザニア、中煎のエチオピア イルガチェフ
という組み合わせでした。(中米+アフリカ2種)

今回はボダムのグラインダーBISTROの動作も確認することも
兼ねて、ブレンドと抽出を試行錯誤しました。

ボダムのグラインダーはなかなかいいです。
エスプレッソ用に挽くことが多いお客様のご要望にはばっちり
(極細)合います。プレスで淹れることもあるので中挽も大丈夫
でした。

ブレンドの方は10g作って、ドーナツドリッパーで100cc抽出を
繰り返し、4つのコーヒーをブレンドするのが候補となりました。

送り出しましたが、イメージ通りに仕上がったでしょうか。
相手の方の反応が楽しみです。

 

コーヒー - -
ジュリエット・ビノシュとアフォガート
 だいぶ昔に観た映画、ジュリエット・ビノシュの代表作の1つ、
『トリコロール 青の愛』(1993年)でのコーヒーのあるシーンについて。

パリで新しい暮らしをはじめたジュリエット演じるジュリーが
なんどか通うようになったカフェで「いつもの」とオーダーすると
出てきたのは“アフォガート”でした。
エスプレッソとバニラのアイスクリームが出てくるわけですが、
エスプレッソをアイスクリームにかけて食べる、という場面でした。
美しいパリの街角にあるカフェのとてもいいシーン。
エスプレッソがもうちょっと濃いともっとおいしそうに見えたかも。

別のシーンではカップに入ったコーヒー(どうやらエスプレッソでは
ない)の中に指でつまんだ角砂糖を入れコーヒーを染み込ませて
いくというものでした。これは心象をあらわすモチーフとしてコーヒー
が使われたように記憶しています。素敵なシーンでした。

コーヒーがよい映画の中で効果的に使われているのは楽しいですね。
なんでもないこと - -
Bodumのグラインダー
ずっと買おうと思っていたbodum/ボダムのコーヒーグラインダー 
BISTROの取り扱いを始めました。

希望していたホワイトが品切れ中ですので、RED/赤かBLACK/黒を
販売します。

講座でも、今後使って頂けます。
まだミルをお持ちでない方に、普段使いのグラインダーとして
提案したいと思っています。

コニカル刃でエスプレッソ用の極細挽から、ペーパードリップ
の中挽(たぶん粗挽も)までいい感じに仕事をしてくれます。

この価格(12,600円)でこのパフォーマンス性はよいと思います。

◎グラウベルのネットショップでも購入できるようになりました。

  →ご購入はこちらから


1万円前後ではブルーノバッソグラインダーもありますが、
ボタンを押し続けていないといけないのでちょっと手間がかかる
かなと思っていて、デロンギのエスプレッソにも挽けるグラインダー
は17,800円と少し高いのと豆のホルダーが途中で少しずつ飛び
出してくるのが気になっていたのでボダムのグラインダーに期待
です。

講座ではこれまでのみるっ子、ナイスカットミル3台、手廻しでは
ポーレックス、ポーレックスミニ、プジョー、ザッセンハウスの使い
心地を試して頂けます。
コーヒー道具 - -
うまく淹れられないとき
こういうケースをよく聞きます。

講座のはじまりのときに「普段どういうコーヒーを飲んでいますか」と
訊ねます。

「深煎りが好きです。酸のあるコーヒーはあまり飲みません」
「深煎りは好きではありません。酸味のなかにおいしさを感じます」

という人に大別されます。

結果的にはいつもオイルが浮くほどの深煎ばかり飲んでいる人には
おいしい酸を有したコーヒーのおいしさを、
いつも浅めのローストのコーヒーばかり飲んでいる人には、深煎で
しか味わえないコーヒーがあることを体験してもらうケースが多いです。

それでもやっぱり自分の嗜好は変わらない、結果それでもいいと思うん
です。
普段飲んでいるコーヒーとはまた違うコーヒーに出合うことで、新しい
おいしさの発見につながったりします。

下記は私の考える方法です。参考にしてください。
コーヒーに正解はあるのか?ないのか?を導き出すのは自分自身です。
とにかく試して、自分なりに答えをだしてみてください。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
上記の大別からこんなことを試してもらいます。

ものすごい深煎りを買ってしまったがうまく淹れられない

 →思いっ切り抽出時の湯の温度を落として(82〜84度)思い切り
  ゆっくり時間をかけて淹れてみては

すごく浅い煎りの豆を買ってみたけれどうまく淹れられません

 →沸騰したての湯で、蒸らしとかあまり意識しないでザックリ早めに
  抽出してみては

と極端にやってみることをお勧めします。

それでもピントこない時は、深煎りじゃないものはフレンチプレスで
淹れてみる。(深煎りはペーパーやネルドリップなどの濾過法を経た
ほうがおいしい場合が多いので)
レシピはいろいろありますが、10gなら150ccの熱湯で4分。
フレンチプレスがなくても試せます。カップや10gでおなじく
150ccの湯を注ぎ4分経ったら、まぜて、上部の粉を取り除くか
茶漉しでこす。

そうすることで、抽出のヒントが得られることがあります。そのヒントに
従い、挽き目、抽出スピード、湯の温度、あるいは抽出器具を変える
ことができます。

普段と同じことをやってもおいしくないなら、普段と違うやりかたで、
コーヒーの可能性に光をあてる、といういわば「押してもだめなら
ひいてみな」な対処です。自分のやり方が一番と思わず、別の
極端な方法を試すことで、目の前にあるおいしさを引き出せるか
の手がかりをつかめると思います。

なんだおいしくないコーヒーだと烙印を押す前に、別の方法を試す。
それでもおいしいと感じられないなら、自分はおいしさを感じられ
なかった、残念!と納得できます。

買う時にお店の人に「どうやったらおいしく淹れられますか」と聞くのも
手です。そのお店ではその豆に適した抽出方法を教えてくれると思います。



コーヒー - -
ガトーバスク/Gateau Basque


フランス南西部(アキテーヌ)、バスク地方の伝統菓子です。
元々結婚式や聖体初拝領など祭日や祝い事の日に食べる
ものだそうです。(参考:『フランスの地方菓子』(学研))

今回のはイル・プルー・シュル・ラ・セーヌのガトーバスク
です。代官山にあるパティスリーで買いました。

ウェブを拝見すると「人生の誇り」と書いてあり、この菓子に
対する並々ならぬ思いが感じられます。

味はうまく言い表せないほど、おいしかったです。
外側のサクサク感とクレーム・パティシエール(カスタード)と
クレーム・ダマンド(アーモンド・クりーム)のしっとり感の
コントラストが何ともいえぬおいしさでした。

ペルー サンペドロ農園とグァテマラ エル・インヘルト農園
の中深煎ブレンドをこの菓子に合わせました。

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ・オーナーシェフ弓田亨さん
のコメントにはこうです。執念と誇りがしっかりとこめられて
いるのですね。確かに伝わってきました。
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地方によっては少しずつその味わいは異なりますが、まさに
例えようもない豊かさと力に満ちた人を 心の五感を圧倒する
味わいです。

味わいを作り上げる技術もさることながら、寸分たがわない
味わいをこの日本に伝えたいという執念によって、困難の中
からからようやく手入れることができました。

スペイン・カタルーニャ地方、内陸レリダの世界で最も味わい
豊かなアーモンドを使って、初めて可能になりました。
私どもの執念と誇りをかけたお菓子です。
(イル・プルーHPより)
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クレーム・ダマンドを使わないものもあったり、本来はさくらんぼ
のシロップ漬けなどを入れるものが多いそうです。



 
お菓子とコーヒー - -
映画『Paris』

フランスについて最近は時間があれば映画を通じても感じるように
しています。

代官山の蔦屋書店で借りたDVDは「Paris」。(2008年公開)
演技の好きなヨーロッパの女優を数人あげるとすれば、その中に
入る一人、ジュリエット・ビノシュが出ています。

言葉を交わせばすぐに口説き、口説かれるフランス人男と女が
どんどん出てくる感じでした。
フランス映画によく感じる独特のペースと会話のやりとりがいい
です。

監督はセドリック・クラピッシュで、彼は『スパニッシュアパートメント』
も撮っているのでこれを次に観ようと思っています。
この映画はパリではなくバルセロナが舞台ですが、カタルーニャ地方は
好きな場所なのでそそられます。主演は『Paris』のロマン・デュリス
とオドレイ・トトゥなのでチェックはしていました。

コーヒーのあるシーンはカフェの街パリが舞台なのでその箇所は取り
上げるまでもないほど普通に幾つか出てくるので特筆すべきもの物が
ありませんが、ロマン・デュリス演じる心臓病を患うピーエルが、
エスプレッソを持って、自分のアパルトマンのいつも物思いに耽る
ベランダで飲もうとしたのですが、刺激物を飲んじゃいけないという
医師の警告が頭をかすめ、飲まずにキッチンのシンクに流してしまう
シーンがありました。このクレマのたったエスプレッソコーヒーが流れ
ていく様子と四角いシンクの構図が美しく決まっていました。

演技の好きなヨーロッパのほかの女優はエミリー・ワトソンです。
最近では『戦火の馬』でいい演技をしていました。『ミスポター』でも
変わりものの義姉役で出ていてうまいなぁと感心していました。

2人とも個性派であっていわゆる整った美人ではないというのが
偶然共通していますね。

なんでもないこと - -
自転車とコーヒー
友人に教えてもらったCASA BURUTUSの最新号でみたコーヒーに
ついてのページの中に出てきた西海岸の店で一番印象に残ったのは
BICYCLE COFFEEでした。自転車を手づくりするようにコーヒーも
焙煎機からドリッパーまでハンドメイドに拘っている彼らの姿勢がとても
印象的で魅力的でした。

その翌日(昨日のこと)に講座の最終回があって、受講者の中のお一人
が、自転車屋さんでメッセンジャーバックなどを作っている方だとその時
にわかりました。そうしたら隣りにいらした方も自転車のりであることが
わかり、何ともマニアックなその話題で盛り上がりました。なんて楽しい
偶然。

たまたまその時の参加者の方はものづくりをされている方で占めました。
(パンの勉強をされている方、カフェを経営されている方もいらしたので)

ものづくりが天職、というタイプの方は、皆さん焙煎にも大変興味を持たれ
るということがわかりました。(もちろん全員ではないですが)

煎り上手を皆さん買われ(これもまた珍しいことです)、仕事場や家でも
焙煎を楽しもう、という気概にあふれていました。

ハンドローストはもっとも原始的な焙煎方法ですが、これで経験をどんどん
積んでいけば、いろんなことが体験として理解できるはずだと思っています。
家で、会社でもっとコーヒーを楽しんでいただけたらいいなと思います。



コーヒー道具 - -
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