GLAUBELLCOFFEE/グラウベルコーヒーの日記です。
最新コーヒー情報、コーヒーの楽しみ方を伝えたいです。
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思えば
 
昔、小学校くらいまでは特に夜中に一人でトイレに行けない、怖がりでした。
今でもちょっとお化けの出そうな場所に行くとこわくなってしまいます。
目に見えないものを過度に恐れるタイプです(笑)

でも今回の311以来、震災のあまりにも大きすぎた傷跡、福島第一原発の
事故の
未だ終わらない不安等、今後私たち日本人が抱え、立ち向かう
諸々の出来事を
目の前にした今、ユウレイのようなおばけを怖いと言っている
気持ちは、どこかに
吹っ飛んで行ってしまった感じです。まったくそういう怖さが
消えたというわけじゃなく、
そんな小さな恐れをあっさりと超えてしまうような
出来事だったからだと思います。

子供がいるので、子供の未来を守る気持ち。ひいては日本を守る、地球を
守るという
そんな責任が私たち一人一人により深く発生したと思っています。
 
命の尊さを、沢山の方々の死で改めて知りました。避難所生活やまだライフ
ラインが
不自由な所での生活を余儀なくされている方々を見て、何とか健康で
ご飯も食べられて、
寝る場所もある私たちは、いつもの日常の暮らしが
何て有難いことなのかを思い知りました。
細々ながら仕事もあります。
せっかく生かされているのだから、せめて命ある間は、この世の中に住む人々に
いつも
笑顔の灯がともるように、人々と物事により誠実に接していこうと思いました。

何ができるか、私の場合それは案外目の前にあることなのかもしれません


 ▼古い写真ばかりですが、メキシコ、グァテマラの国境近くバツィル・マヤという
    キリスト教系の生産者組合があるチロン。コーヒー畑からの帰り道の風景




◎4月からの講座は予定通り実施します。

3月分の講座はすべて延期しましたが、
明日には皆さんに日程のご提案を致します。
どうぞよろしくお願い致します。

日々 - -
日常へもどるこころがけ
 原発の大問題が長期化することになるので、ここ東京もまだ先行き
不安なところもありますが、ここ数日で、少しずつ日常に戻れる気持ち
と気合いが出てきました。でも時々後退しそうになることもあります。
人間ですから。

仙台のコーヒーを卸しているお店も数日前から営業を再開することが
できたり、ほかの都内のお店もいつもと変わらない注文の間隔になって
きて、日常への復帰を感じています。

一般のお客様はグラウベルが変わらずにやっていることを知り、
とてもホッとしたとたくさんの方に言ってもらえて、私が仕事を日々
やれていることに感謝しています。

喉元過ぎれば暑さ忘れる、という日常の取り戻し方ではなく、
色んな改善を意識して日常を取り戻して行くことを心がけいくつもりです。



日々 - -
日々

 未曾有の震災が起こってから11日経ちました。
被災地には少しずつ物資が届けられていますが、行方不明者の
捜索もまだまだのようです。被災生活の大変さは想像以上だと
思いますが、日本中の皆の力が結集し、どんどん復旧へと
向かっていってほしいと心から願っています。

※釜石市大平町で被災した親戚によると、自宅で過ごしているが、
近くの避難所の1つで自衛隊による食べ物や飲み水の支給を受け
有難いと言っていましたが、ライフラインのうち水道とガスがまだで、
お風呂に入れない、トイレの水が流せない等、困っています。

避難所には小さな赤ちゃん、子供もいると聞いたので、親戚への
荷物の中に以下を入れて送り出しました。(注※釜石は各戸の
配達はまだ不可。営業所留め)

清浄綿やウェットティシュ、女性特有の用品、大人の肌着数枚、
赤ちゃん用せんべいやボーロetcです。

福島原発の放射能の問題はまだ解決されていません。
東電、消防庁、自衛隊等の方々が総力を挙げて決死の作業が
行われています。身を省みない姿勢に本当に頭が下がります。

しかしながら成果があったり別な所で不具合が生じたりと、
一進一退の予断を許さない状況が続いています。
まだまだ不透明感があるのをぬぐえない中、私の周りの方々は
それぞれの持ち場で一生懸命に暮らし、仕事をしています。

放射能のことは、これほど人体や日常生活に影響や被害を被る
ものになるとは想像していませんでした。

これから地球に生きていく子供たちや今を生きていく私たちにとって
原発の在り方は今回の事故をきっかけとして見直す時です。
同時に私たちも電気の使用を減らし、ガソリンなどのエネルギーも
節約していくことを既に始めていますが、皆の力を合わせ、総力で
取り組んでいかなくてはならないと思います。
とにかくすぐにできることはどんどん始めて行きます。
もう後もどりはなしです。前に進むだけです。

今でもコーヒーを焙煎をやれていることに感謝しつつ、自分自身も
どうコーヒーと共にある暮らしを創造するか、もっと真剣に考えて
行きたいです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回、被災されたご縁のある方にコーヒーを送りはじめました。
今まで配送不可能で送れなかったのですが、数日で少しずつ
復旧していきました。

その主役はどういうわけかメキシコ マヤビニックです。
いつも定期便をお送りしている方の被災されたご両親が東京に
避難されていて、このメキシコを淹れたらとてもおいしいと喜んで
くれたとうれしいメールがありました。メキシコの定期便もプラスして
お送りさせて頂いています。

釜石で被災して一昨日電気だけ開通した親戚にも今日メキシコを
送りました。(釜石は営業所留めですが)茨城で被災されたお客様
にもメキシコを送りました。
唯一自分が訪れた産地のコーヒーです。日頃からガスも水道なく、
電気も一部しかない、という所に住むマヤの末裔の人たちが作る
コーヒーです。そんなコーヒーが明日への活力の一部となれば
嬉しいです。


     ▼メキシコ マヤビニック生産組合倉庫/アクテアル・チアパス州


日々 - -
最新の配送状況など

クロネコヤマトの*ココを見て頂いて、被災エリアでも配送可能な
箇所が出てきました。

岩手、宮城、福島の一部、青森、秋田、山形の一部(これらも
上記URL参照)以外の発送は可能となっています。

コーヒーでほっと一息つけるよう、焙煎していきます!!

どうぞよろしくお願い致します。



    ▼写真はメキシコ グァダラハラのブックカフェ

お知らせ - -
おはようございます
 この時期、自分にできることは何だろう、と自問自答して
皆さんの良心にしたがって行動していると思います。

メールで「一杯のコーヒーでホッとすることができた」、とか
コーヒーをお送りしているお店から、「皆さんこんなときこそ
コーヒーが飲みたいといって、来て下さるんですよ!」と聞き
コーヒーがささやかでもそういう力をもたらすならば大変
有難いです。

被災した方々には今は届けることはできないのが残念ですが
被災した方々が一日でも早くいつも通りの暮らしができ元気に
なりますように。

日本に平穏な日々が戻るよう、仕事をしていきたいと思います。

グラウベルでは今ご注文頂いている方々の売上の一部と個人
的な支援として、日頃東ティモールの生豆を買わせて頂いて、
ご縁のあるピースウィンズ・ジャパンを通じて寄付をさせて頂き
ます。ピースウィンズジャパンは緊急支援のプロです。
※寄付はこれに限らず、様々な選択肢がもちろんあります。
日々 - -
配送可能地域
【現時点で発送できない都道府県】
 茨城、福島、山形、宮城、岩手、秋田、青森の各県、と北海道

それ以外は発送可能です。
よろしくお願い致します。

お知らせ - -
本日発送不可のお知らせ
昨日の大地震で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
東京もただならぬ気配に包まれ、交通網は殆どマヒして本当に皆さん
大変だったと思います。

コーヒー豆等の発送についての緊急のお知らせです。
配送会社からの連絡で本日は集荷が不可能なので、配送は出来ません。
定期便等すべての発送を停止しています。

ご注文を頂いた方々には大変申し訳ございませんがご了解お願いします。
配送が復活したらまた連絡します。

どうぞよろしくお願い致します。
 

すべての復旧が少しでも早く進むよう祈ります。
お知らせ - -
カノウユミコさんトークイベントを振り返り
遅ればせながらのご報告です。
2月25日(金)松陰神社前駅のカフェSTUDYにてカノウユミコさんの
初エッセイ出版記念のトークイベントを開催致しました。

30席は早々に埋まり、キャンセル待ちも10名まで受け付けた時点で
締切、急遽33席用意し、少しでも沢山の方に生のカノウユミコさんの
お話と本人に作ってもらったデザートを食べてもらいたいと思いました。

STUDYからは軽食でキッシュときのこのマリネ、人参のグラッセを、
カノウさんはエッセイの中の「かぼちゃとフルーツのベイクド寒天
ケーキ」のアレンジ版、「オレンジ色のさつまいもとレーズンの・・・」
でした。
STUDYはベジタリアン対応のメニューも急遽用意して頂きました。

コーヒーはこのスイーツをイメージしてルワンダのフルシティロースト。
華やかな蜜の香りが余韻として残るようなイメージのコーヒーでした。

とにかく皆さんに喜んでいただけた素敵な会になったと思います。
関わって下さった皆様、本当に有難うございました。

挿画の版画家・猫野ぺすかさんにも舞台に上がって頂き、制作秘話も伺えて、
とてもよかったです!版元の小学館の担当の方も来て頂き「やさいのかみさま」
のチームがほぼ揃いました。

感想メールで、「心の奥にしまったままでいたものを開くことができた」
や「仕事や生き方の過渡期にちょうど参加することとなり、大きな転換点となり、
勇気をもらった」という声を沢山頂きました。

参加の皆さんとカノウさんほか周囲のスタッフが素敵な音楽を奏でているような
心地よい余韻の残る会になりました。

この会の詳しい感想は参加の皆さんのブログ等で丁寧にご紹介頂いている
のでそちらをご覧下さい。(最下部に皆さんのリンクをはりました!)

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私は主催者としての別の観点から簡単に振り返ります。

この本の編集者の藤原さんからカノウユミコさんの初めてのエッセイを作る
ことになったと聞いた時から、イベントのラフなイメージは私の中にありました。

丁度その頃、高山なおみさん×松浦弥太郎さん、平松洋子さん×なぎら健壱さん、
ナガオカケンメイさん(聞き手は編集の石黒謙吾さん)の出版記念トークイベント
に聞きに行き(それぞれ別個のイベントです)、感じたことがありました。
主役のよさを引き出すのは、聞き手にかかっているということです。

ナガオカケンメイさんのトークイベントはまさにその成功例で、時間が短く
感じられる程でした。聞き手の石黒さんの絶妙な時間配分、ナガオカさんへ
ポイントを的確に投げかけ、本質に迫るやりとりに見惚れました。

ところが平松さんや高山さんのはちょっと残念でした。お二人ともとても素敵で
すばらしいけれど、トークの相手が聞き手という設定でなく、対等な立場で
トークを進めたので、肝心の本や本人の魅力を引き出すことが半減したと
思います。(でもそこそこファンは楽しめましたけれど!)

対談相手が男性の場合(たまたまかもしれませんが)、どうも自己顕示が強く
なり、高山さんも平松さんも、相手を気遣う発言が多くなってしまいました。

それで、カノウさんがエッセイを出したら、編集者で付き合いの長い藤原さんに
ぜひ聞き手をお願いし、トークを進めたら、きっと面白い話がどんどん引き出さ
れて、カノウさんの魅力の一端を限られた時間の中で感じてもらえ、一番いい
形で本のことが伝えられるのではないかと思いました。

自分が企画するというよりは、どこか素敵でメジャーな書店のイベントとして
やるのが一番効果的で面白いのではないかと考えていました。

まさか自分が企画してコーヒーを楽しむ会の一環としてこのイベントをやる
ことになるとは思わなかったです。

これから読んでみたいと思う方に、
◎カノウユミコさんの本の購入は→コチラからできます。本のみなら送料無料  

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▼くじらぐも(山梨のカフェ/巽康恵さん) → 「奇跡」

▼洋服屋エゴセントリック・ビノシュ/齋藤真理さん → 

▼「やさいのかみさま」挿画・猫野ぺすかさん →「好きなことをちゃんとやりましょう」


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