GLAUBELLCOFFEE/グラウベルコーヒーの日記です。
最新コーヒー情報、コーヒーの楽しみ方を伝えたいです。
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創造的
エスプレッソのような濃縮したコーヒーに砂糖を加えシェイカーで
しっかりとシェイクして、柑橘のピールの香りをつけたドリンクを
飲んだ時の余韻。

アールグレイの紅茶のアイスクリームにドライフルーツを思わせる
浅い焙煎の酸味のきいたコーヒーを濃厚に抽出したものと柚子の
ピールを加えたコーヒーフロートを口にした時の余韻。

この2つは果実のピールの風味が印象に残るメニュー。

特に2番目。アールグレイはベルガモットで香りをつけているので、
その香りとコーヒーの持つ独特な風味とピールのそれが合わさると
今までに経験したことのないような重層なフレーバーの世界に引き
込まれます。

これ以外にも「何て創造的なんでしょう!」と思うのはtocoro cafe
トコロ天。(季節のメニューなので今はないようです)

ビターなエスプレッソで作った歯応えのある寒天に同じくビターな
エスプレッソで作ったグラニータとミルクの自家製ジェラートで作る
極めて完成度の高いひと品。

コーヒーのおいしさを様々に表現する素晴らしい店主たちがいて、
それを味わえる私たちはしあわせものですね。
なんでもないこと - -
緑の中で楽しむコーヒー

昨日に引き続きTORCH中林さんが参加されるイベントのお知らせです。
(随分肩入れしているように思われるかもしれませんが(笑)コーヒー好き、
コーヒーへの取り組みのツボにはまってしまい、ついお知らせしています)

9月5日(日)群馬のハラミュージアムアークに、群馬の作り手が集まり、
「オトナの文化祭」な「FARM 01」をやるそうです。

オーガニックのお菓子、料理、雑貨、etc盛りだくさんです。
中林さんはドーナツドリッパーでコーヒーを淹れます。
コーヒー豆はtonbi coffeeさん。「tonbi coffee×ドーナツドリッパー」の
群馬最強のコラボレーション。

入場料がかかりますが、ハラミュージアムアークの展示も鑑賞できます。
ハラミュージアムは建築家の磯崎新氏が手掛けたコンテンポラリーアートの
素晴らしい建築とロケーションの美術館です。(このブログに写真が一杯)

初めてここを訪れたのはカフェ・ダール。群馬出身の友達がこのカフェから
の景色の素晴らしさに魅了され、連れて行ってもらい私もすっかりはまって
しまいました。改装で若干レイアウトが変わったようですが、その素晴らしい
景色は健在だと思います。

残暑はまだ厳しいと思いますが秋の高原で飲むコーヒーは格別ではない
でしょうか。
 
車で関越〜渋川伊香保間1時間+一般道15分。
電車なら東京から一時間半→JR渋川駅から伊香保温泉行バスで15分。

充分日帰りできます!渋川はとても落ち着く緑溢れるところです。
お知らせ - -
味わいのあるTシャツ



文京区小石川のCORB「Tシャツと    」展をやっています。
〜31日(火)まで

いろいろな方のTシャツがあって会期中もどんどん作品が増えて、
楽しくなっているようです。
 
その中にドーナツドリッパーのTORCH 中林さんのTシャツもあります。
ちょっとカッコいいので紹介させてもらいます。


ドーナツドリッパークロに合わせて、クロのTシャツです。
 
Tシャツのデザインについての中林さんの言葉です。
 
 
「コーヒー豆のアウトラインです。
(実際は、コーヒー豆に反射した光のアウトラインです)

コーヒー豆の全景を描かなかったのは、、、
コーヒーは、まだまだ、知らない未知の魅力であふれている、とか
さらに、自分はコーヒーのすべてをわかっているわけではない、
とか、、、

そうすると、半分くらい見えている(確認できる)感じが丁度いいのか
なぁと。

それでも、コーヒーのことが大好きなので、全面に印刷してみました。」
 
下のほうには
DONUT COFFEE DRIPPER
for HAND DRIP USE.
 
とはいっています。2200円。ぜひCORBへ!

今のCORBのコーヒーは
ストレート:エチオピア イルガチェフェと徳之島コーヒー
アイスコーヒー:メキシコ マヤビニック 

お知らせ - -
グラウベルは何周年?
 いつから始まったのか、実はあまり意識していません。
何周年とかそういうことにも。

でも思い出してみる作業をしました。
2005年の10月1日をグラウベルはじまりの日にしたことを
思い出しました。

この年はアテネオリンピックがあり、そこからヒントを得て
グラウベルという屋号にしたのでした。

本当は「グラウクス」というギリシャ語で「ふくろう」の意味の
名にしようとしましたが、関西のスポーツ用品店か何かが
この名称を使っていたので、やめました。

「ふくろう」をシンボルにすることに変わりはなかったので、
「グラウ」までを使い、その後読んだマンガからヒントを得て
鈴=「ベル」をくっつけた造語になったのです。

10月1日で満5歳。子供でいうとようやく来年から小学生。
私も初心に帰ってもっともっと頑張って行きたいです。


なんでもないこと - -
この本は人生の応援歌

川口葉子さんの新著『東京カフェを旅する〜街と時間をめぐる57の散歩』
一番最後の頁を読み終えた時に、「この本は人生の応援歌だ」という言葉が
浮かんできました。

私たちはカフェや喫茶店に行く度に、いつも元気をもらい、心地よく
過ごさせてもらっています。日々の生活になくてはならない存在です。
しかし店主の深い思いや目に見えない多くの努力や工夫を、私たちは
知らないことの方が多いと思います。

東京の街々に存在するたくさんの小さなカフェや喫茶店の中から
キラリと光を放つ店を57店選び、店や店主に更に光を当てて、
普通だったら見落としてしまいそうな部分まで感じ取り、拾い上げ、
川口さんの言葉で魅力を余すところなく伝えています。
大学時代から20年以上カフェに通いつめ、親密な関係を築いてきた
川口さんだからこそ、愛情と情熱を持って感じることができるのでしょうね。

カフェを造り、創造し続けるにはとてつもなくエネルギーが必要だと思います。
短いながらカフェをやっていたので、そう感じます。
この本は、一生懸命に頑張っている店主たちへの大きなエールなんですね。

そして読者もまた勇気をもらうことでしょう。
私は、これからお店をやろうとする人たちの相談を受けることが
多いのですが、その方々にこの本を勧めたら、何人もの方がすぐに
買って読んで、「元気が沸き起こりました」「やる気を失いかけていましたが
僕も頑張ろうと勇気をもらいました!」などの声が多数寄せられました。

カフェの魅力を伝えるということは、結局は人(オーナーやスタッフたち)の
魅力を伝えていることになるのですね。

今回はお店の紹介だけでなく、6人のオーナーのインタビューがある
ので、余計にそう感じるのかもしれません。6人の個性あるオーナーの
エッセイが大変心を打ちました。

彼らの生き方、考え方に自分を重ね、もっと自分にも何かできるんじゃ
ないか、努力を惜しんでいる部分があるのではないかと、考えさせられ
ました。

そしてこの本のもう1つの目玉は「東京カフェの歴史
〜ジャズ喫茶から二〇一〇年のカフェへ」の部分です。
時系列で1960年から東京で生まれてきたカフェ文化の変遷が記されています。
自分がカフェを味わうことのできる年代になる前からのカフェの
足跡。こんなに素敵で面白いお店があったのだなと羨望の眼差しで楽しく
読みました。

そして巻頭には「ラスチカス 二十二年の日々」が。
東京のカフェを訪れるようになってからカルチャーショックを
受けたラスチカス。このカフェの生まれる瞬間から建て替え工事を経て
新生ラスチカスになるまでの渾身の特集は、東京のカフェの変化の縮図の
ようにも映りました。

カフェの定義は時代と共に変わっていく、定義しきれない。
そんなことを感じさせてくれました。

この本はカフェをやっている人、これからやる人、カフェに通う人、
カフェをとりまくすべての人々への心からの応援歌です。
ぜひ読んでみてください!


          ▼『東京カフェを旅する 〜街と時間をめぐる57の散歩』
                  著者:川口葉子 版元:平凡社


冒頭に書いた最後の頁とは、tocoro cafeオーナーの上村雅一さんの
エッセイです。このエッセイで本が終わるというのは印象深いことでした。

book - -
ドーナツドリッパー クロ その2
日本の夏はお盆ですが皆さんも帰省などされているところでしょうか。
私は今年は札幌や福岡に行かずに東京で過ごしています。

さて先日紹介したドーナツドリッパー クロの続きです。

箱をあけると、こんな風に入っています。
ウッド部分にくるみのオイルが塗ってあるので、白の場合と
違い、ビニールに包まれています。

 
包装を取るとこんな感じです。後ろにみえるサーバーは同包されていません。
コーノのガラスドリッパー(フタなし2600円、フタあり2700円です※グラウベルで
購入できます)です。ドーナツドリッパー クロに似合います。




夏の暑い時期ですが深煎りでも少し薄めの濃度でドリップして
飲むと爽快感を感じるような気がします!

※薄めにする場合、全体抽出量の半分位まではいつものように
ゆっくり目に抽出して、半分超えたら抽出する湯の量を思い切り
増やしてみてください。

コーヒー道具 - -
メキシコ マヤビニック今年も販売します
 去年数年ぶりに販売することができたメキシコ マヤビニック生産組合の
零細な生産者が栽培するフェアトレードコーヒーを今年も販売します。

品種はイエローブルボン&カツーラ。コーヒーの実が黄色く完熟します。
メキシコのグァテマラに近いチアパス州という大変貧しい州で作られています。
2005年頃よりフェアトレード・プロジェクトを通して関わり、初めて私が訪れた
海外の生産国でした。

200g 900円(税込)で販売しています。100gなら500円です。

私以外の焙煎者も扱います。去年は私がこの方なら、と思った方にお声を
かけて、このメキシコを気に入った小さなロースターに扱っていただいてます。

 >>>取り扱いロースター一覧
 ※販売方法は各店舗違いますので必ずご確認ください。
 ※生豆に興味のあるロースター、個人はグラウベルまでお問合せ下さい。
  今年は小分けできます。

◎期間限定(8月7日〜11日注文)でアイスコーヒー用の極深煎り豆を特売します。
夏こそ、どんどんキリリとしたコーヒーを飲みましょう!

 >>>詳細はこちらをご覧下さい
コーヒー - -
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