GLAUBELLCOFFEE/グラウベルコーヒーの日記です。
最新コーヒー情報、コーヒーの楽しみ方を伝えたいです。
A wonder of coffee 深煎りのアクセル
グラウベルのお客様に限って言えば、
深煎りが好きな人は、その味わいの
要素の中に、「酸味」を求めていない。
ここ数年の私の焙煎は、深煎りのコクの中にも、ほんのりとした豆固有の酸味を感じるようなものを目指してきた。
ところが、グラウベル創業以来13年、ずっとグラウベルの豆を変わらずに書い続けて下さる新潟県佐渡島のお客様から、去年のある時、最近私がお送りしている深煎りが自分達の嗜好に合わなくなってしまったという問題提起をしていただいた。
世の中にはおいしいコーヒーを焙煎して売っているお店はたくさんある。本当は好みに合わなければ、別のコーヒー屋さんに変えれば良いだけのこと。それなのに、グラウベルから離れることなく、心をオニにして、直接、私に焙煎度合について、率直に意見をぶつけてきてくださった。

この方たちとしっかりと向き合おう。やれるだけのことをして、ダメなら、ほかのコーヒー屋さんに変わってしまわれても、悔いはないと決意した。
私は「深煎り」のコーヒーについて、悩みながら考え直した。深煎りならではの魅力とは、一体どこにあるのか、豆それぞれ、深煎りはどこまでアクセルを踏み込んだらよいのか、何ヶ月も考え、焙煎しては、味の確認をする日々が続いた。深すぎてもいけない。微妙な深煎りのポイントが幾つもある。

今のところ、着地点がようやく見えてきて
今までとは別の深煎りを2種お送りしている。酸を感じない、ぎりぎりの深煎りだ。
A wonder of coffee - -
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