GLAUBELLCOFFEE/グラウベルコーヒーの日記です。
最新コーヒー情報、コーヒーの楽しみ方を伝えたいです。
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パリのコーヒー記録1
(あくまでも私の個人的な意見なので、事実は実際に自身で
確かめていただくがよいと思います)
 
食とワインをはじめ様々な文化が絢爛に花開くフランス。
そして古くからカフェ文化の発達しているパリ。
家族がパリに住み始めた2011年の8月、19年ぶりに訪れたパリ。
コーヒーもさぞかし先端を行っているのだろうと思いきや、
コーヒーに関してはその逆であった2011年時のコーヒーの感想。

そのときはコーヒー情報を仕入れて行かなかったので、
やはりおいしいコーヒーには巡り会わなかった。
深煎りすぎて苦くておいしくないものばかりで正直落胆した。

そのことを友人に話すと
「フランス料理だってワインだってお菓子
だってさまざまな文化を取り入れ高めるパリだもの、
コーヒーだって進んでいないわけがないじゃない!」といわれた。
またその後、吉祥寺のmoiの店主、岩間さんからも
「ぜひパリのコーヒーのレポートしてください」といわれ、
これから何度も通うパリのコーヒーを、焙煎人として、
探求しないわけにはいかないと思った。
 
そして実際のパリは
「おいしいコーヒーの飲めるお店の増えて来たパリ」でした。

 

 
最近まで(いや、実は今でもそういう人はまだまだ多いと思う)
フランス人にとっての朝の一杯のエスプレッソはあくまで一日の
スタートの気付け薬に過ぎなかった。
 

パリのあるカフェオーナーで焙煎人でバリスタの方曰く
 
「フランス人はコーヒーが大好きだけど、フランス人はコーヒーの
ことを案外何も知らない。
フランス人にとってコーヒーは、気付け薬としての<目を覚ますもの>
<覚醒するもの>、<元気になるもの>という感覚だった。
だからスペシャルティコーヒーを実際に飲んでもらい、
新しいコーヒーの価値観をパリの人たちから広めたい。
ワインにも食事にもこだわるフランス人だから、
スペシャルティコーヒーのおいしさ、楽しみ方をすぐに
理解するだろう。
そしてワインと同じくらいに深め、高めると思う」
 
と最後はフランス人としての自信を覗かせた。
この自信に満ちた感覚、すごくよいですね。
 
また、彼はこんなことも教えてくれました。
 
「元々コーヒーは王様の飲み物だった。ルイ15世はコーヒー
 好きで知られていた。ブルジョワジーも飲んでいた。
 フランス革命後にようやく労働階級(ワーキングクラス)が
 飲むようになった。しかし薬用的(元気になるためという
 意味で)で砂糖をいれないと飲めないような、
 苦くてまずいものだった(ロブスタだから)
   
 一方、1834年にサイフォンがイギリスで考案され、1920年代の
 パリの5つ星ホテルのレストランや高級レストランでは
 給仕がサイフォンを持ってお客様のテーブルでコーヒーを
 サーブしていた。
 
 安くてまずい商業的なコーヒーが幅を利かせ、70年代の
 フランスではアラビカ種は高くて売れなかった。それは
 市場がついてきていなかったからだ。
 
 パリはロンドンなどの遅れをとったが、今ではスペシャルティ
 コーヒーのカフェが20軒ほどあり、すべて高いレベルの店ばかりである」

 (※これは2013年11月時点のインタビューを基にしている)

続く
Paris Coffee Reports - -
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